洋服のコーディネートをおしゃれに仕上げるために、それぞれのアイテムが持つカラーを上手に活用できているかがポイントになってきます。とくに最近では、差し色を上手に選んで活用する差し色コーデが注目を集めています。そこで今回は、差し色の選び方や活用方法について詳しくご紹介します。

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差し色の選び方をおさえよう！

ここでは、差し色の選び方の基本をみていきましょう。

差し色って何？

そもそも差し色とは、ベースとなる基本のカラーにアクセントを与える色味のことをさします。差し色を上手に使用することで、よりおしゃれに見せたり、個性を出したりすることができます。また、差し色を変えるだけでコーディネート全体の印象がガラリと変わるので、ファッションのマンネリ化を防ぐという役割もあります。

差し色を使用する面積がポイント

全体のカラーに対するアクセントとして使用する差し色ですが、上手に取り入れるためには使用する面積に注意が必要です。差し色を使用する面積は、コーディネート全体の2割程度にとどめておくようにしましょう。それ以上広い面積で差し色を使用してしまうと、コーディネートに統一感がなくなり、ごちゃごちゃとした印象を与えてしまいます。小さな面積の中で、1色だけ差し色を使用するようにしましょう。

補色を選ぶのがおすすめ

差し色の選び方としては、ベースとなるカラーの補色を選ぶのがおすすめです。補色というのはお互いを引き立て合う色の組み合わせのことです。たとえば、ブルーの補色はオレンジ、黄色の補色にはグリーンが当たります。

 

色相環という図を見て、選んだ色の反対側にあるものが補色となります。差し色の選び方に迷った時には、補色を持ったアイテムを選んでみましょう。黒や白などモノトーンをベースの色として選んだ場合には、どんな色でも差し色として活用できます。

差し色を取り入れやすいアイテム

ここでは、差し色コーデ初心者の方も取り入れやすいファッションアイテムをご紹介します。

靴下・スニーカー

靴下やスニーカーなどのアイテムは、全体に対する面積が少ないため、差し色として活用するのにぴったりです。とくに、靴下は少ない予算でいくつも購入できるため、気軽に試すことができるでしょう。

 

一方で、靴下やスニーカーなどの足元に差し色を持ってくると、視線を低く集めてしまうため身長が低く見えやすくなるというデメリットもあります。身長を高く見せたい、スタイルをよく見せたいという方は、できるだけ高い位置に差し色を持ってくるのがよいでしょう。

シャツ・インナー

シャツやインナーなどに差し色を使用すると、マンネリ化したコーディネートにアクセントを与えることができます。シャツの中からビビットなインナーをチラ見せしたり、モノトーンなジャケットの内側にカラフルなシャツを着たりするのがおすすめです。

小物

バッグやベルト、帽子、時計などの小物も差し色を使用するアイテムとしてぴったりです。とくに、全身が暗い色で単調になりがちな冬場には、ニット帽やマフラーなどを差し色としてコーディネートしてみてはいかがでしょうか。

差し色のおしゃれな活用例

たとえば、ホワイトの差し色は、淡い色味を選ぶのがおすすめです。ライトピンクやアイスブルーなどを合わせると透明感溢れる雰囲気になるでしょう。ベージュの差し色としては、オレンジや赤、ピンクなどの暖色がよく似合います。

 

グレーをベースカラーに選んだ場合には、スカイブルーやピスタチオグリーンなどの爽やかな色を差し色にしましょう。グレーの持つ大人っぽさに、モダンな雰囲気を付け加えることができます。

まとめ

今回は、差し色の選び方や活用方法について詳しくご紹介しました。差し色を使いこなすことで、いつもの定番アイテムも新鮮味あふれるコーディネートに仕上げることができます。ファッションをより楽しむためにも、ぜひさまざまな差し色にチャレンジしながらコーディネートの幅を広げてみてはいかがでしょうか。