Ｔシャツの襟元や袖口など、きちんと洗濯していても黄ばんでしまうことがありますよね。特に白や淡い色のＴシャツだと目立ってしまうので、早く落としたいけれどちゃんと落ちるのかどうか不安だという方も多いのではないでしょうか。今回は、Ｔシャツの襟の黄ばみを落とす方法や黄ばみの原因についてご紹介します。汚れ具合別に、手軽に試せる黄ばみの落とし方を解説しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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Ｔシャツの襟が黄ばむ原因は？

首元に常に触れているＴシャツの襟元はどうしても汚れがちです。ここでは、黄ばみ汚れの原因をご紹介します。

皮脂汚れや角質が溜まったもの

通常の洗濯では、すべての汚れをきれいに落としきれているわけではありません。汗や皮脂、角質などの汚れ成分がＴシャツの繊維の奥に付着して酸化することで、黄ばみの原因になってしまうといわれています。特に麻や綿などの吸水性の高い素材の服は汚れを吸着しやすく、黄ばみになりやすいので注意しましょう。

ドライクリーニング

ドライクリーニングは油溶性の汚れを落とすことができますが、角質の成分はきれいに落とすことができないという性質を持っています。そのため、襟に溜まった汚れが徐々に酸化し、黄ばみになってしまいます。

Ｔシャツの黄ばみ落としにおすすめのアイテム

汗や皮脂の汚れは酸性なので、落とすためにはアルカリ性の洗剤を使用しましょう。塩素系の漂白剤は洗浄力が強すぎるので、白い衣類にしか使えません。色柄物にも問題なく使える、酸素系の漂白剤の使用をおすすめします。

・衣類用の酸素系漂白剤（ワイドハイター）

・中性洗剤

・洗濯桶または十分な大きさの洗面器

軽い黄ばみの落とし方

Ｔシャツの軽い黄ばみを簡単に落とす方法をご紹介します。うっすらとした黄ばみが気になったときに挑戦してみましょう。

①酸素系漂白剤を、薄めずにそのままＴシャツの黄ばみにつけます。

➁軽くもんで、5分ほど放置します。

③いつものように洗濯します。

頑固な黄ばみの落とし方

頑固な黄ばみの落とし方を2つご紹介します。どちらも簡単なので、頑固な黄ばみ汚れを見つけたら、ぜひ試してみてくださいね。

つけ置きする方法

時間が経ってしまった黄ばみには、つけ置き洗いを試してみましょう。

①40℃から50℃のお湯を洗濯桶に10リットル溜めます。

➁粉末の洗濯洗剤と酸素系漂白剤をそれぞれ40ｇずつ溶かし入れます。

③Ｔシャツを浸して、汚れが浮いてくるまで30分ほど放置します。

④いつものように洗濯します。

重曹を使う方法

酸素系漂白剤がないときには、重曹を使った方法を試してみましょう。重曹は体に優しい成分なので、お子さんがいるご家庭でも安心して使えます。

重曹ペーストの作り方

粉末重曹と、食器用の中性洗剤を数滴加えた水を、それぞれ3:1の割合になるように混ぜて、重曹ペーストを作っておきます。

重曹を使った黄ばみの落とし方

作った重曹ペーストを利用して、早速Ｔシャツの黄ばみを落としていきます。

①重曹ペーストを黄ばみの部分に塗る

➁1～2時間放置する

③いつものように洗濯する

Ｔシャツの黄ばみを防ぐポイントは？

襟元の黄ばみは、時間が経つほど落ちにくくなってしまいます。黄ばみが定着してしまう前に、すぐに洗濯しましょう。特に汗をかいてしまった衣類は、溜め込まずにその日に洗濯してくださいね。またＴシャツに肌が直接当たらないように肌着を着たり、体を常に清潔に保ちタンパク質の角質を体に残さないようにしたりする工夫も有効です。

まとめ

いかがでしたか。気になるＴシャツの襟汚れを落とす方法をご紹介しました。酸素系漂白剤や重曹など、どこの家庭にもよくあるものを使った方法なので、ぜひ気軽に試してみてくださいね。