デニム生地の衣類は、あまり洗濯しないほうがいいと聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。とはいえ、頻繁に履いていると汚れが気になってしまいますよね。今回は、デニムを洗う頻度や洗い方のポイントをご紹介します。お気に入りのデニムを持っているけれど、手入れの仕方が分からないという方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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デニムは洗濯しない方がいいって本当？

デニムの洗いすぎは、色あせや生地が傷んでしまう原因になってしまいます。しかし洗濯をしないと、生地自体に汗や皮脂が蓄積されてしまい、こちらも生地が傷む原因になってしまうので、正しい洗濯方法と頻度が重要です。正しい知識を身につけて、お気に入りの一本をできるだけ長く履けるように手入れしましょう。

デニムを洗う頻度は？

デニムを洗うのにベストな頻度は、色落ちの風合いの好みや汚れ具合によって異なります。洗濯をしすぎると、型崩れや色落ちをしやすくなってしまうので、汚れが気になっていないのに毎回洗濯するのは避けましょう。ただし、汗や食べ物の汚れがついたままにしておくと、生地が傷むだけではなくカビや悪臭、虫食いの原因になってしまうので注意してください。　

デニムの正しい洗濯方法とポイントを紹介！

デニムを洗濯機で洗うときの注意点をご紹介します。色あせがどうしても気になる方は、汚れた場所のみを部分的に手洗いする方法をおすすめします。

おしゃれ着用洗剤を使い、ソフトコースで洗う

一般的な洗剤は、洗浄力の強いアルカリ性寄りなので、色落ちしてしまう可能性があります。デニムを洗濯する際には、必ずおしゃれ着用洗剤（中性洗剤）やデニム専用の洗剤を使用しましょう。またお湯で洗濯すると、染料が落ちやすくなってしまうので、水を使って洗濯してください。

裏返しにして洗う

摩擦による色落ちを防ぐために、裏返しの状態にして洗濯機に入れましょう。洗濯用のネットに入れて洗うとより安心です。

ファスナーを閉めた状態で洗う

ファスナーを開けたまま洗うと、型崩れの原因となります。ボタンとファスナーをしっかり留めてから洗濯しましょう。またデニムのすそをロールアップしている場合には、元通りの形状に戻してから洗濯機に入れてください。

デニムの正しい干し方とポイントを紹介！

デニムを干すときのポイントをご紹介します。正しく干すことは、洗濯と同じくらい重要なので、ぜひチェックしてみてください。

風通しの良い場所で陰干しする

天気のいい日には、お日様の下にデニムを干してカラッと乾かしたくなりますが、原則として、直射日光を避けて陰干ししましょう。直接日が当たると、色あせの原因になってしまいます。逆にこなれた感じや履き古した感じを演出したいときには、日に当たるように干すと新品のときとはひと味違う風合いに仕上がりますよ。

乾燥機は使わない

通常のデニムの場合、乾燥機にかけると1㎝～2㎝程度縮んでしまいます。デニムを乾燥させる際には、乾燥器を使わずに、日陰に干してください。

逆さにして干す

正方向で乾かすと、デニムが乾いていくにつれて、丈が縮んでしまいます。逆さにして干せば、ウエスト部分の生地の重さと水分の重さで下方向に引っ張られるので、丈が短くなることを防げます。逆さにして、生地同士が重ならないよう筒状の形を保って干しましょう。また筒用に干すためのデニムジーンズ専用のハンガーも販売されているので、デニムを頻繁に洗濯する方は購入をおすすめします。

まとめ

いかがでしたか。デニムを洗濯するときのポイントをご紹介しました。デニムはお手入れの仕方によって風合いが変わるので、履いているうちにより一層愛着がわいてきますね。お気に入りの一本をいつまでもいい状態に保つために、ぜひひと手間かけてお手入れしてみてくださいね。