大切なダウンジャケットに、食べ物をこぼしてしまったり汗染みがついてしまったりしたときは、困ってしまいますよね。今回は、ダウンジャケットの染み抜き方法を、汚れの原因別でご紹介します。臭いの取り方や正しい保管方法も解説するので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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ダウンジャケットに付いた染みや汚れは落ちる？

ダウンジャケットの染みが落ちるかどうかは、何がついてしまったのかと処理の速さにも関わります。ダウンジャケットに付いた汚れは、時間が経つにつれて繊維のなかに染み込んでしまいます。さらに時間が経つと酸化が始まり、シミは定着し黄ばみも目立つようになってしまいまうので、一刻も早く汚れを落とすことが大切です。

ダウンジャケットの表面に付いた汚れの落とし方

まずは汚れてしまった場所を、ティッシュなどで拭き取りましょう。この時汚れを広げてしまわないように慎重に作業をしてください。そして湿らせたスポンジに、中性洗剤または食器用洗剤を原液のままつけて、ポンポンと汚れの場所をたたきます。最後にお湯で濡らしたタオルで洗剤を拭き取ります。この流れを、汚れが取れるまで繰り返しましょう。

油染みの落とし方

化粧品や食べ物の油汚れには、食器用洗剤やクレンジングオイルを使うと効果的です。スポンジでたたく以外にも、クレンジングオイルを油じみのある場所に直接垂らし、歯ブラシでポンポンと軽くたたくと落ちやすいですよ。こすると汚れが広がってしまうので注意して下さい。汚れが取れたら、ぬるま湯を含んだタオルでオイルごと拭き取りましょう。

汗染みの落とし方

襟元の皮脂汚れによる汗染みを見落としていませんか？汚れていたり黄ばみになってしまっている部分を、中性洗剤を含ませたスポンジで軽くたたきます。汚れが浮き出てきたら、ぬるま湯を含んだタオルで、汚れと洗剤を拭き取りましょう。

雨の染みや輪染みの落とし方

雨に濡れてしまった際にできてしまったシミには、全体を丸洗いすることをおすすめします。中性洗剤を水で薄めたものをスポンジに含ませて、ダウンの表面をやさしく押しながら洗っていきます。まんべんなく洗えたらシャワーを使い、洗剤や汚れを洗い流します。その後ダウンを丸めてやさしく押しながら、水分を押し出してください。陰干しでおおまかな水分を飛ばし、あらかた乾いたら乾燥機にかけてふわふわに仕上げましょう。

ダウンジャケットについた臭いの取り方

汗のにおいや食べ物の臭いがついてしまったときの対処法をご紹介します。まずはダウンジャケットをハンガーにかけて、スチームアイロンを当てます。これは蒸気を当てることで臭いの粒子を蒸発させて、高温のスチームで殺菌するためです。そのあとは、風通しのいい日陰に吊るして一日待てば、だいぶ臭いが取れているはずです。消臭スプレーを使う場合にはシミにならないように、裏の方や目立たない場所に使いましょう。

ダウンジャケットの保管方法は？

ダウンの防寒性や撥水性を保ち、きれいな状態をキープするためにも、保管方法は大切です。中に入っている羽毛を圧迫してしまったり湿度の高いところに置いてしまうと、ダウンは劣化してしまいます。ダウンジャケットを保管する際は、たたまずにハンガーにかけて収納しましょう。保管する前にはクリーニングに出して汚れを取り、クローゼットに防虫対策をしておくとなお安心です。

染み抜きをする際に気を付けたいこと

ダウンジャケットの汚れを取ろうとしたときに、漂白剤を使うのはやめましょう。一見簡単に汚れが落ちそうですが、素材にポリエステルやナイロンを使用しているダウンジャケットの染み抜きに塩素系漂白剤を使うと、変色して黄ばんでしまうことがあります。中性洗剤やクレンジングオイルを使って慎重に染みを抜きましょう。

まとめ

いかがでしたか。ダウンジャケットが汚れてしまったときの、染み抜き方法をご紹介しました。いざ汚してしまったときには、スピーディーさが勝負です。慌てることなく、今回ご紹介した方法を実践してみてくださいね。